親子関係、友人関係、職場関係などのあらゆる人間関係の中で、それがどんなに良好な関係であったとしても、ひとたび、お金の話題となると、状況は必ずや一変します。
そのお金の話題が相手にとってあまりメリットのない話しであれば、もちろんのことなのですが、たとえ良い話であったとしても、関係性に大きな影響を与えるものです。
友人からお金を貸してほしいと言われたときに、友人に対して貸すのではなく、「お金をあげます。でも、条件として、友人関係を止めます。」と言ってお金を渡したというエピソードを聞いたことがあります。
その友人は8年後にお金を返そうとしましたが、貸した方は受け取らなかったそうです。
きっと、貸した方の心の中では、既に8年前に友人関係が終わってしまっていたのだと思います。